2023年10月20日
東京家庭学校視察をしました。
こども家庭庁では様々な理由により、家族と生活できない子どもたちが暮らす児童養護施設について、家庭的な養護の実現のため、施設の小規模化や地域分散化を進めるとともに、高機能化・多機能化を図っています。実際にこどもたちの生活の場や専門的な支援を行っている場を見せていただき、また、こうした支援にご尽力されている皆さまからお話しを聞かせていただきたいという私の強い希望で訪問させていただきました。
今回の視察でも子どもたちの声を直接聞くことができましたし、職員の皆さまが熱意をもって、支援に励んでいらっしゃることを知ることができ、感銘を受けました。また、施設では、退所するこどもたちのために、「自立訓練室」の設置など、自立支援に関する先進的な取組を行っていました。今後策定が予定される自立支援に関するガイドラインに盛り込むようにしていきます。様々な事情により、家庭から離れて施設で生活する社会的養護のこどもたちが、安心して生活し、夢に向かって成長していけるよう、取り組んでまいります。