2023年10月20日
「川崎市子ども夢パーク」と「川崎市子ども会議」を視察しました。
〇居心地よき「子ども夢パーク」
川崎市子ども権利条例をもとに、誕生した公設民営の施設です。この中には、学校の中に自分の居場所を見出せない子どもや若者たちのフリースペースがあります。子どもたちの生活を中心にしたい場所でまさに生活感あふれる居心地の良い安心の場所という感じでした。活動の内容は子どもたちのミーティングで話し合って決めるため、子どもたちが自分で考えることが尊重されています。また、乳幼児親子優先の、建物の中で遊べる部屋もあります。ここは、子どもたちだけでなく、親同士の大事な交流の場となっています。私もこのような交流により、悩みが解消されることがありましたので、大変重要な場所だと感じました。さらに、施設内には、屋根付きスポーツ広場や音楽スタジオ、プレーパークなど、子どもたちの趣味や個性を伸ばせる環境もあります。
〇”当事者”の声を聴く「子ども会議」
「子ども会議」は、子どもの意見を施策に反映させる川崎市の取組で、子ども夢パークを利用して開催されています。当日は、「川崎市の良いところ、川崎版SDGs、ラジオ、避難所」のグループに分かれて活発な意見交換をしていました。私もそれぞれのグループに混ぜてもらい、子どもたちの本音あふれる率直な話し合いの中からたくさんのヒントをもらいました。先日、こども家庭庁でも、こども・若者の皆さんから意見を聴く「こども若者★いけんぷらす」のメンバーである「みんなのパートナー ぽんぱー」の皆さんと意見交換をしました。引き続き、当事者である子どもたちの声をしっかりと聞いていきます。