2023年3月15日
地元活動「真室川、鶴岡、酒田 編」
〇酪農における現状と改善に向けた聴査
先日、真室川町に赴き、JA支所前に新しくできた集荷場の視察にお伺いしました。新集荷場は、シンプルながら、痒い所に手が届くような工夫が随所にほどこされ、これまで人的労力を必要としていた集荷場の作業の負担がグッと軽減され、生産性高く操業ができること間違いなし!といった仕上がりでした。

また、同じく真室川で、酪農を営むご夫婦の声を直にじっくりと聞かせていただきました。電気料金・配合飼料・ガソリン・・あらゆるコストが膨れ上がり、それでいて子牛の値段は下がり気味…。政府が実施している飼料高騰支援策も、細かいところで使い勝手が悪く改善してほしいというお声でした。しっかり受け止めて届けていきます。

〇世界最先端のバイオテクノロジー研究施設が山形に!
日本有数の米の産地として豊かな水田が広がる鶴岡市の庄内平野に「鶴岡サイエンスパーク」といい、庄内地域の14市町村、そして慶應義塾が連携して設立した、世界最先端のバイオテクノロジー研究所;慶應義塾大学先端生命科学研究所(通称:IAB)があります。夜に、IABの冨田勝所長による、(所長としての)最終講演会に出席しました。冨田勝所長はブレず、かつ新鮮でエキサイティングなご講演をされる方です。相変わらず、公園には感銘を受けました。
また、その後、新所長のご紹介もありIABは、新たな節目を迎えました。IAB擁する鶴岡サイエンスパークではわが国で最もユニコーンに近いとまで言われるスパイバー社をはじめ、多くのベンチャーが創出されています。
さらに、研究所内には、「SUIDEN TERRASSE」という水田沿いのオシャレなホテルや全天候型の「ソライ」という遊具施設もありますので、大人から子供まで、興味のある方はぜひ鶴岡に遊びに来てください。


〇行けばわかる。感動の美術館体験。
翌日は、県議選の応援活動の合間を縫って、酒田市にある酒田市美術館に久々に足を運びました。新田嘉一氏の陶芸コレクションや森田画伯をはじめとした作品の数々。芸術に疎い私ですが、作品の力強さと繊細さから何とも言えないパワーをもらい集中力が高まったような心持ちで美術館を後にしました。仕事や育児に煮詰まったときなど、(そんな余裕ない!と言いたくなる、そんな多忙な方にこそ)酒田市美術館、お薦めです。

