2021年6月23日

降霜・降雹被災現場の視察とヒアリングに伺いました。

この度の降霜・降雹被害に遭われた方々に
心からお見舞いを申し上げます。

先だっての農林水産大臣への要望よりも
後になってしまいましたが、この週末に
被災現場の視察とヒアリングに伺いました。

19日は、真室川町・鮭川村へ。
22日は、鶴岡市の櫛引と藤島へ。

真室川町
…主力の農産物であるニラを視察。
 刈り取り間際に、27haもの広大な被害に合い
 本当に大変な状況でした。

鮭川村
…葉に穴の空いたリンドウやユリを視察。
 花は、被害の顕在化が遅れてくるので、
 過小評価されないよう注意が必要です。

櫛引(三千刈)
…リンゴ園を視察。生産は95%減の見込み。
 何とか加工用に回せないかと知恵を絞る
 生産者の方の前向きな姿勢に胸を打たれました。
 仕分けの手間、委託費増など、容易ではありません。

藤島(長沼)
…果実がほぼゼロの柿の木を見て愕然としました。
 開花の時期に霜の被害にあい、受粉できず
 結実しない枝ばかりでした。

なお、櫛引と藤島には、
先日の自民県連で要望に行った際に
野上農水大臣が約束してくださったとおり、
園芸作物課長さんら3人から調査団として
共に現地入りしていただきました。

現場の声を受け止め、調査はもとより、
技術支援を含む再生産に向けた支援強化や、
より加入のしやすい収入保険制度導入や周知など
ぜひ強化をしていただきたく、これからも
しっかりと働きかけてまいります。