2021年2月20日
財務金融委員会にて質問に立ちました。
昨日、財務金融委員としての初めての
質問に立ちました。
特例公債法改正案についての質疑時間
でしたが、課題を広くとらえて、
国債管理政策についてだけでなく
歳入改革につなげるグリーン化推進や
サステナブルファイナンスの環境整備に
いたるまで、幅広く当局へ伺いました。
主な質問は、端的にいうとこんな感じです。
・コロナ対応のため、新規国債発行額は
過去最高となる見込みだが、
他国で金融緩和が引き締めに転じるなど
現状のバランスが崩れると金利リスクが
顕在化する可能性もあるが
いかにマクロ経済・財政運営を行う方針か
・PBに触れた文言が改正案から外れているが、
そのことをして国がPB目標を意識しなくなる
との誤解を生まないために、市場関係者との
対話を緊密にすべきだが、どう考えるか
・コロナ対応には財政出動してしっかりと
手当をしていくべきだが、同時に、
将来世代に大きなツケを回さないために、
どのように債務償還をしていくかの
国民的な議論が必要ではないか
・サステナブルファイナンスについて、
気候変動に関する企業情報開示基準の
国際的な統一化が求められているが
環境が企業に与える影響にのみならず
企業が環境に与える影響についても
正しく評価されることが重要だが、如何
など、全部で9問。
国の借金についてがテーマでしたので、
地元選出の代議士というよりは、昨日は
子育て世代の人間の一人として、
未来責任志向の議論を促す質問を
させていただきました。
「誰もが安心して子供を産み育てられる社会」
を目指して活動しておりますが、
将来の財政や、未来の環境についても
憂うことなく次世代を産み育てられる社会をも
視野に入れて、活動してまいります。
