2020年11月16日

自民党山形県連の政経セミナーを開催しました。

コロナの影響で半年ほど延期となっていた、
自民党山形県連の政経セミナーを山形市で
開催させていただきました。


講師は、今政府で最も注目を集めるこのお方、
平井卓也デジタル改革担当大臣です。
デジタル大臣らしく、香川県からリモートで
ご講演いただきました。


素晴らしいご講演でした。


日本のデジタル国家モデルは
アメリカモデル(個人のデータを吸い上げ一部の企業だけが
成長し格差を生むモデル)でもなく、
中国モデル(個人のプライバシーへの配慮はほとんどない
国家監視社会型のモデル)でもない


徹底的に人に優しく、誰も取り残さないデジタル化。
圧倒的に便利でデジタルであることを意識させないデジタル化。


それを目指してご奮闘されている、というお話でした。


そして、我々地方に住む人間にとって重要な
キーワードは、
「デジタル田園都市国家構想」


仕事や経済的豊かさは、都会にある。
文化や伝統・人の絆・自然豊かな環境は、地方にある。


デジタル田園都市国家構想は、
都会の仕事をしながら、地方で暮らす。
そんな良いとこ取りなライフスタイルも可能にする
というビジョンです。


これらを実現するために、地方や自治体からの声を
徹底的に吸い上げる、その声によってデジタル化を
押し進めていく、ということでした。


さかのぼれば、オリジナルの「田園都市国家構想」は
大平正芳総理の国家ビジョンです。
大平総理には私の父も大いに影響をうけ、当然、
私が初当選のころから掲げている「地域に根差した保守」
の精神も、その影響を受けています。


現代版にリメイク?された
「デジタル田園都市国家構想」を、今まさに
形にしようと奮闘されている平井大臣に心から敬意と
エールを表したいと思います。


この国家ビジョンを総裁選で提唱したのは、
実は岸田先生でした。
その構想実現のキーマンである平井先生(岸田派)が
菅内閣に入閣されたことは、いかにも自民党的。
戦いが終われば、国民のためにまた一丸となる。
平井大臣は、自民党らしさの象徴でもあると思います。


先の総裁選で、
山形県連の党員の意見はみごとに三方向に
分かれました。
知事選を1月に迎える今、自民党山形県連は、
ふたたび思いを結集していく時にあります。
(内輪のハナシで済みません)
一枚岩の自民党の象徴として、平井大臣にお越し
いただけたことにも、本当に感謝申し上げます。


セミナーの後には、
1月の知事選に挑戦する、大内理加さんが
決意を表明されました。
 力強いことば。


ウィズコロナ・ポストコロナの山形県を
しっかり国と連携しながら前に進めていくという
覚悟を込めたご挨拶でした。
山形県の力はこんなものじゃない。
まだまだもっとやれる、豊かになれる。
そんな気持ちを奮い立たせてくれるリーダーです。


コロナ禍で大きな集会ができないのが
歯がゆいですが、
どうか一人でも多くの県民の皆さまに、大内さんの話を
聞いてみていただきたいです。


山形県知事選、直近の過去2回は無投票。
12年ぶりの政策論争です。


知事選まであと2か月。
国会議員としての仕事・役目をしっかり果たしつつ
山形県の未来のため、大内さんの応援も、
しっかり頑張ってまいります。