2017年12月30日

習近平主席を訪問!

【習近平主席を訪問!】

今年2度目の訪中から、帰国いたしました。
今回は、二階幹事長を団長としたミッションで、
「日中与党交流協議会」という枠組みでの
中国訪問でした。

北京での主な訪問先は、
・習近平 国家主席
・楊潔チ 国務委員(前外交部長)
・王毅 外交部長(≒日本でいう外務大臣)
・宋濤 中央対外連絡部長
・李小林 中国対外友好協会会長
・唐家セン 中日友好協会会長(元国務委員)

中国に詳しい方でないと解りづらいかも
しれませんが、
これほどの方々と会えたということは
それだけこのミッションが中国側から友好的に
迎え入れられたという証左だと言えるでしょう。

どの会見も、終始友好的なムードで進み、
日中関係が大きく改善されていることを
強く確信しました。
4~5年前の「政冷経熱」と言われた時期に
訪中した時とは、隔世の感すらあり、
非常に感じ入るものがありました。
来年以降の両首脳による相互訪問の実現にも、
また一歩近づけたと言えそうです。

「戦略的互恵関係」から「未来共創関係」へ。
二階団長は、新しい時代の日中関係のあり方を
提唱されました。
さらに、「具体的な約束を交わし、必ず守る」
というのが、二階先生の外交の凄味
だと言われています。

・中国のトイレ革命に対する日本からの支援
・中国側による農林産品の輸入制限の緩和
・両国の青年・若手政治家の交流促進

などのキーワードが頻出し、このあたりは
今後、事務レベルでの協議で
具体的な前進が見られることでしょう。
(細かいことまではここで書くわけに
いかず、申し訳ありません)

ちなみに、私がいつも主張している
日本米の受入れ条件緩和についても、
協議会における日本側の経済スピーチ
(by三原先生)の中に、織り込んで
要請していただきました。
この点も、少しでも前に進むことを祈りつつ
これからも働きかけを続けてまいります。

今年は、日中国交正常化45周年。
来年は、日中平和友好条約締結40周年。

日中関係において節目となるこの2年も、
まもなく折り返し。
来年は、さらに両国関係が良くなることを
期待して、新しい年を迎えたいと思います。

2017年も皆様には大変お世話になりました。
心から感謝を申し上げます。
どうか、よいお年をお迎え下さい!