2020年6月23日
第10回 原子力防災会議に政務官として出席いたしました。
地元の空気を感じられたのも束の間。
今週はまた、東京での公務からスタート
しました。
昨日、第10回 原子力防災会議に
所管の政務官として出席。
メイン会場は、首相官邸だったので、
安倍総理と主務の小泉大臣は、
そちらで参加でしたが
おふたり以外の閣僚+αは、
webからの参加となりました。
コロナの感染が心配される今、
原発事故に備えた避難計画も、
それに対応したものでなければ
なりません。
今回は、女川原発で万が一事故が
発生した場合の避難計画を、
政府として了承いただきました。
どんな点を整理しておく必要が
あったかといいますと、
解りやすい例でいえば
「避難所では、窓を開けるべきか、
閉めるべきか?」
といった点などです。
つまり、
原発事故
↓
放射性物質から身を守る
↓
屋内退避
(窓を閉めて遮蔽すべき)
VS
コロナ感染
↓
ウィルスから身を守る
↓
三密を避ける
(窓をあけて換気すべき)
「一体どっち?」という
悩ましい判断にせまられる場面が
出てくるので、あらかじめ定めて
おく必要がありました。
当然、両立を目指してはおりますが、
おおむね被ばく回避を優先させた
計画になっています。
「withコロナ」を踏まえた
適応が求められるのは、
原子力防災だけではありません。
台風や地震などの避難計画も
様々な点で見直されています。
「いざという時」にしっかり備え、
住民の方々の安全安心につなげて
参りたいと思います。




