2020年9月21日

稲刈りシーズン真っ最中!地元のカントリーエレベーターやライスセンターに伺いました。

庄内は、稲刈りシーズン真っ最中。
地域のご挨拶回りの合間に、
地元のカントリーエレベーターや
ライスセンターに伺いました。


夜に降った雨の影響で午前中は
出入りが少なかったものの、
午後からはどこもお米を積んだ
トラックで満員御礼!


今年は長雨の影響も心配されましたが、
お米を運んできた農家の方々によると、
収量・品質とも良好とのことです。


ただ、昨年は台風災害下の供給減で
価格が好調だったことに比べ、
今年はコロナ禍の影響で外食米の販売が
不調なため、主力品種のひとつである
「はえぬき」の価格(概算金)が下がって
しまったことに、心配の声が上がっています。


飼料用米への切り替えの柔軟化など、
政府として価格維持のための緊急的な
対応はしているものの
やはりまだ不安の解消にはつながって
いないことを実感しました。


また、庄内地域のお米の乾燥施設は、
1980年代に大々的に新設・改修されたものが
多く、今後の老朽化が懸念されています。


老朽化対策として、
長寿命化のための維持修繕や、
合併した上での大規模改修など
色々な選択肢が考えられますが、
ひとつの方向へ地域で合意形成を
していくことは容易ではありません。


今後、若い世代によるスマート農業化、
輸出強化などを押し進める中で、
地域の乾燥備蓄施設をどのように維持向上
させていくか。
今後の地域農業のあり方などの
絵姿をしっかり踏まえた上での
上手な設備投資が必要です。


農業はこの地域の基幹産業。
農家の方々の元気がこの地域の活力に
繋がりますので、しっかり応援して
まいりたいと思います。


★おまけ★
途中で寄った産直では、
今が旬のぶどうや梨がズラリと並び、
お彼岸ということもあって
沢山のお客様で賑わっていました。


食材の宝庫であるこの地域の魅力を
改めて噛みしめ、思わず買いすぎて
しまいました。
甘くて美味しい旬のフルーツは、
息子たちと戴きました!^^