2020年10月22日

水産関係の会議に参加しました。

昨日は、党の水産関係の会議が
メジロ押しでした。


まずは、
「さけ・ます増殖推進議員連盟」の
会議に出席。


令和元年度の
鮭の総来遊数、水揚げ額や採卵数は
ここ30年で最も深刻です。
その要因は、2016年に放流された稚魚たちが
暖流の影響を強く受けて、十分に生き残れな
かったからだと見られています。


今後の取組として、科学的データをもとに
最適な放流時期や放流サイズ等を
河川ごとに計画し、放流魚の生残率をアップさせ
ひいては回帰率を向上させるべき・・
という議論がなされました。


鮭はすぐには大きくなりません。
効果が出るのは4年後となりますし、
取組には、費用もかかります。


以前、遊佐町や舟形町の鮭の孵化場の
ハード面での予算付けを応援させて
いただきましたが、
肝心の鮭が遡上してこなければ、
地域の活力にはつながりません。


じっくり腰を据えて対策に取り組めるよう
予算獲得など引き続きつとめてまいります。


次に、党の水産部会(等)に出席しました。


今年度の遠洋漁業振興の課題整理を
ひととおり確認したのち、
今、非常に問題となっている大和堆、特に、
わが国のEEZ内に進入してイカ釣り操業を
している外国籍の漁船について、
議論をしました。


酒田港からのイカ釣り漁業者さんたちが、
なんの罪も落ち度もないにもかかわらず、
急な操業自粛を強いられ、生計を立てるのに
大きなダメージを受けています。


これは看過できません。
地元県漁協から、西村参事も上京され
力強く惨状を訴えていただきました。


国としてしっかり漁業者の操業の安全を
守ることが第一ですし、
政府の事情で自粛を余儀なくされるので
あれば、罪のない漁業者さんたちにだけ
負担を押し付けるべきではありません。


水産庁・海保の連携強化や漁業者支援など
しっかりと漁業者さんたちの安全・生計を
守る手立てを政府に講じてもらうべく、
引き続き働きかけてまいります!