2016年9月29日
東京-北京フォーラムのパネリストをつとめました
26日~28日までの3日間、都内で「第12回 東京-北京フォーラム」
が開催されました。
このフォーラムは、
2005年に『言論NPO』という非営利団体の提唱でスタートした、
日中民間対話のイベントです。
(父・加藤紘一もチャーターメンバーの一人でした)
日中関係が最も冷え込んだ2012年でさえ途切れることなく開催され、
両国間の関係改善に非常に大きな役割を担ってきました。
今回、私はフォーラム実行委員の一人として開催準備に携わり、
分科会(交流・観光)にもパネリストとして参加しました。
「日中関係は良くなってきている」という発言が冒頭から頻発し、
会場に友好的な共通認識がつくられました。
そのためか、今年は例年以上に、相互尊重かつ自由闊達な意見交換が
なされました。
日本側のスピーカーには、
福田康夫元総理や明石康元国連大使など大先輩方が並び、
他にも国際企業経営者、元外交官、民間交流団体、学術分野、
メディアなど、幅広い分野から著名な方々が参加。
国会議員からは、二階俊博先生、野田毅先生、井上義久先生、
石破茂先生、中谷元先生、小渕優子先生、福田達夫先生が、来賓や
パネリストとして参加されました。
個人的には、父が長年、カウンターパート&友人として対談を続けてきた
唐家セン氏と1年ぶりにお会いできたことが嬉しかったです。
また、多くの中国側の方々からお悔みの言葉と思い出話の数々をいただき、
改めて父が築いてきた人間関係の大きさを感じました。
若い世代としてしっかり引き継ぎ、日中両国またアジア太平洋の
平和と発展に貢献すべき責任を、強く感じました。
ここのところ、宴席などはなるべくひかえていましたが、
このフォーラムの晩餐会を皮きりに「そろそろ顔を出してもいいんじゃない」
という父の声がきこえたような気がします。
これからも活動を報告して参りますので、引続きよろしくお願いいたします。