2021年10月8日

政務官室にて地震に関する報告を受けました。

am8:30より、事務次官をヘッドとした
第2回の特定災害対策本部会議が行われました。
そこで確認された被災内容と対応状況等について
先ほど災害対策室長より政務官室で報告を
受けました。

大きな人的被害がなかったことが
不幸中の幸いではありますが、
帰宅困難者の皆さんの疲労や、翌日(今日)の
経済活動への影響などを想像し、
改めてお見舞いを申し上げます。

帰宅困難の解消にむけた対策として、
昨夜未明に運転再開をした鉄道路線各社に
通常より遅い時間までの運行にご協力を
いただいた他、
1都3県の約280ものタクシー事業者の方々には
主要ターミナル駅への優先配車に
ご協力をいただきました。
深夜3:00ごろには主要駅での滞留は
概ね解消したとの報告を受けています。

自治体によっては既に災対本部が閉鎖された
ところもあり、派遣されたリエゾンの帰還も。
ただし、余震に備え、すぐさままた派遣が
できるよう職員がスタンバイしている他、
本省における災害対策本部は引き続き
設置を維持となります。

また、海上保安庁の方でも、別途独自に
災害対策本部が設置され、巡視船艇や
航空機がいつでも出動できるよう待機中です。

報告を受けたのち、
昨夜より徹夜で被災状況把握や民間事業者との
連携などに尽力してくれた職員を激励に、
対策本部が詰めている防災センターに入りました。

若いスタッフの激務の後ろには
小さなお子さんやパートナーの方々の
大きな負担があります。
国民の皆さんの安心安全のための
被災状況把握や情報発信、民間事業者との
連携につとめてくれていることに、
心からの敬意を表します。