2021年8月23日
感染予防対策の徹底を。
【今いちど、感染予防対策を徹底しましょう】
山形県内は20日より来月12日まで、
「感染拡大防止特別集中期間」に入りました。
週末は、過去最多となる69名の感染が確認され
随所でクラスターも発生しています。
今、東京で起きている医療の逼迫が
山形県でもおきつつあります。
一部の保健所では人手がおいつかず、積極的
疫学調査が充分にできなくなっているそうです。
今後より増えると予想される自宅療養者の
フォローもままならず、何とかそこだけはと、
行政や医療関係者の皆さんが知恵を絞って
対策を講じておられます。
地区によってはすでにコロナ病床は満床になり
地域を超えた入院調整も検討されているとの
ことですが、県内どの地域も余裕があるとは
いえません。
コロナ蔓延の前でさえ、逼迫していた地域医療。
コロナ以外の患者さんのための医療への影響も
強く懸念されます。
早くコロナをインフルエンザ並みの扱いに、
というお声もありますし、
私も向かう方向性としては同意見ですが、
それにはクリアすべき条件がいくつもあると
考えます。少なくとも、
希望者への2回目のワクチン接種完了、
自宅で簡易に投与できる治療薬の登場、
3回目以降のワクチン接種の具体的見通し
などが伴わないと、難しいのではないかと。
ワクチンパスポートや検査証明などの
ルール整備も必要かもしれません。
なぜなら、新型コロナ(特にデルタ株)は
インフルエンザと違って重症化のスピードも
速いですし、中等症患者のケアに求められる
医療機器や医療スタッフへの負荷も
一段と大きいからです。
重症化すると、死んだ方がマシだと思うほど
苦しいと聞きます。
患者さんの重症化を食い止めるためには、
感染に早く気が付くことと、さらに
宿泊療養施設において軽症者向け治療を
スピーディに行える体制が求められると思います。
そして何より重要なことが、
私たち一人ひとりが、感染しないように
いま一度、行動を見直していくことだと思います。
特に、ワクチン未接種の40~50代の人たちは
(私もまだ未接種ですが)基礎疾患がなくとも
本当に気を付けた方が良いでしょう。
今はもう、いつだれが感染してもおかしく
ありません。
私自身、今月中旬までは、来たる衆院選にむけ
「集会ができない分、ふだん以上に足を使おう」
と、支援者の方々の玄関先をまわってお声を
聴き集めていましたが、いまはそれも控えています。
(東京への往来は、それより前から控えています)
9月12日までの集中期間中、
・県境をまたぐ不要不急の移動自粛
・家庭内でもマスクを着用(マスクは不織布のものを)
・外出は普段の半分に減らす
・会食は3人以内、1時間以内で
を、しっかり守ってまいりましょう。
なお、2回のワクチン接種が済んでいる方が
感染する例が、山形県内でも発生しています。
免疫がつくまでにワクチン接種から1~2週間程度
かかり、免疫がついてからも発症予防の効果は
100%ではありません。
2回の接種がお済みの方も引き続き不織布マスクを
着用のうえ、感染予防対策を継続して頂きますよう
お願い致します。
お願いばかりで申し訳なくなりますが
ここ一つ正念場、頑張りましょう!
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