2021年5月14日

国土交通委員会にて質問をさせて頂きました。

本日午前に開かれた国土交通委員会にて
「航空法等の一部を改正する法律案」に
関して質問をさせて頂きました。

まずは、多くの可能性を秘めたドローン
について。

ドローンは、すでに農薬散布や構造物点検、
空撮や測量など幅広く活用されていますが、
今回の法改正が可決されると、
個別の許可・承認の手続きさえ経れば
有人エリアでも目視外まで飛ばせるように
なる予定です。(レベル4飛行)

そうなると、いずれは定期的な荷物配送など
物流面での利用拡大も期待されますが、
個別の手続きとなると事業者さんにとっては
大きな負担。
手続きの簡素化についての政府の考え方を
質しました。

また、操縦ライセンス制度が新設される
ことにもなるのですが、
これまでも、ライセンス発行や人材育成を
してこられた民間団体の方々もおられます。
利用者と行政双方の負担を減らすためにも、
既存スクールの体制・ノウハウを活用する
ことも重要ではないか?
…などを問いました。

更に、
コロナ禍で厳しい状況にある航空会社に
対する国からの支援強化の必要性、
また、
空港の保安検査現場の改善や関係者間の
連携に国が関与を強める必要性についても、
質問しました。

ドローン利活用や安心安全な空の旅は、
アフターコロナの地方創生や交流人口拡大
にも大いに貢献する分野です。
厳しいコロナ禍を乗り越えたとき
あの時に法改正をしておいて良かったと
振り返ることができるよう、
引き続きしっかりと討議に取り組んで
まいりたいと思います。