2022年8月1日
国土交通大臣政務官として最上川流域治水の視察を実施いたしました。
7月中旬、国土交通大臣政務官として
最上川流域治水の視察を実施いたしました。
山形県を南から北西に縦貫する最上川は、
令和2年7月豪雨により支川も含め広く氾濫し、
沿川地域に甚大な被害を及ぼしました。
昨年1月には国、県、市町村等が連携して
「最上川中流・上流緊急治水対策プロジェクト」
を策定し、防災・減災、国土強靭化の加速化の
ための5か年加速化対策も活用しながら、
目下急ピッチで各種事業が進められています。
国土交通政務官を昨年10月に拝命して
すぐにでも現状視察に訪れるべく現地機関等との
調整を行ってきましたが、天候や国会日程により
延期を余儀なくされ、3度目(4度目?)の正直で
ようやく決行できたのが去る7月14日でした。
参院選後すぐに東京に戻り公務をこなした後、
当日朝6時の山形新幹線でまず村山市へ。
同市にて大久保遊水池と大淀分水路予定地を
視察した後、マイクロバスに乗って川下へ
向かいながら順次現地を視察しました。
現場では、炎天下で着々と作業を進めて
下さっている建設業の方や
排水施設や堤防などの完成に向けて
様々なご協力をくださっている住民の方々
のお声も直接聴くことができ
本当にありがたいことだと思いました。
また、視察団には、地元の市長村長の皆様、
また地元選出県議の皆様、そして現場を担う
各組織のスタッフの方々にもご同行いただき、
国交省現地機関から事業進捗を詳細に説明させて
いただくことで、箇所事ごとの今後の課題や
プロセスが丁寧に共有できたと思います。
お昼は我が地元・大蔵村の大蔵食堂さんに
国・県・村の関係者であつまり、
自慢の味噌ラーメンをいただきました。
(春頃に、味噌コーンを戴いたことを
このページで報告したところ、大蔵食堂と
言えば味噌ラーメン!、とコメントを
いただきましたので今回は。^^
お勧めの通り、美味しかったです!)
本年は梅雨明けの速報がかなり早く、
長い夏になりそうでしたが、
結局7月は全国各地で線状降水帯が
発生するなど梅雨末期のような様相。
5月に水防演習で訪れたお隣宮城県大崎市でも
堤防が決壊するなど被害が出たほか、
山形県内も、油断のできない雨が続いて
いました。
気候変動の影響は深刻であり、氾濫防止や
被害軽減のためにも治水事業は迅速かつ確実に
進めていく必要があります。
またハード整備のみならず、避難対策をはじめ
ソフト面での対策にも地域が一丸となって
取り組み、流域治水を推進することの重要性を
改めて実感しています。
国土交通政務官として、最上川やその他
県内河川はもちろん、全国で流域治水の取組が
一層進むよう、来年度予算や補正予算だけでなく、
その先も継続した事業が可能となるような
予算確保・人員体制強化に努めてまいります。











