2017年1月24日
国を挙げたインバウンド受入れ・進行中!
【国をあげたインバウンド受入れ・進行中!】
いまや、港のある地方都市にとっては、
インバウンド振興 ≒ クルーズ
と言っても過言ではありません。
なぜなら、、
2016年の訪日外国人旅行者数は、2404万人。
前年から、21.8%も増加しましたが、
その増加のうちの、実に20%が、
クルーズ船入国者数の増加によるものなのです。
(クルーズだけ見れば、前年比約8割増!)
しかも、まだまだ伸びます。
というわけで、またかと思われるかも
しれませんが、クルーズの話です。
クルーズ振興議連では、政府に対して
「省庁横断」での迅速な受け入れ体制強化を
求めています。
受け容れは、地元自治体や観光庁だけが
頑張ればよい、というわけではありません。
当然ですが、各省庁それぞれ
やるべきことがたくさんあります。
例えば・・
国交省:クルーズ船が停泊できるための岸壁・港湾施設をととのえる(フックや、クッションや、コンベアなど)
法務省:出入国審査がクルーズ船の上で手続きできるように人員配置や制度を変更する
農水省:お土産をスムーズにお持ち帰りできるように、動物や植物の検疫手続きの簡素化や職員の増員をする
財務省:税関手続きの簡素化や職員の増員をする
総務省:スマホで利用できるマルチリンガル翻訳技術の開発と実装をすすめる
厚労省:感染症の侵入を水際で防ぐために検疫体制を強化する
などなど。
また、先行している地域の事例を見ると、
良質でない旅行サービス手配業者の横行で、
旅行者の安全性や取引公正がまもられていない
ケースもあります。
質の高い地域密着型の観光を楽しんでもらうため、
旅行サービス手配業者の登録制度の創設もいま、
検討されています。
とはいえ、やっぱり大変なのは寄港地での交通手段。
これは、酒田港の場合、東北全体まで呼びかけて助け合う
ことが重要だと思います。
そして、忘れてはならないのは
クルーズ受け入れは、それ自体がゴールではありません。
交流人口拡大や農産品輸出促進の、スタート地点としてとらえ、
明確な戦略と戦術のもと広がりのある
地方創生に結びつけていくことが肝要です。
今年は大事な年ですね!
さて、今から衆議院の本会議です。
先日の政府四演説に対しての、公明・共産党の
代表質問。所要時間は2時間半です。
ちなみに、昨日は自民・民進・維新の代表質問で、
3時間コースでした。
では、行ってまいります!