2022年6月3日

北上川下流及び江合川・鳴瀬川水系連合総合水防演習に国交省を代表して出席致しました。

5月29日に、宮城県大崎市の
江合川河岸にて開催された
「北上川下流及び江合川・鳴瀬川水系
連合総合水防演習」に、
国交省を代表して出席してまいりました。

主催者である地元自治体や
国交省東北地方整備局はもとより、
東北各県から水防団・消防団の代表が
集い、地元警察・消防・海保なども参加。
自衛隊幹部の方々も臨席していただき、
約4時間にわたる大規模な水防訓練が
繰り広げられました。

こういった総合水防演習は、
各地方ブロックでそれぞれ年1回開催
されており、開催地はそのブロック所属の
都道府県が持ち回りで担っています。

東北独自の取り組みである
「水防技術競技大会」では、遊佐町消防団が
山形県を代表して参加し、なんと
最優秀賞という最高の結果となりました!

政務官という公平であるべき立場では
ありつつも、やはり地元を応援する気持ちは
抑えきれず、静かに熱い声援をお送りした
甲斐がありました。^^
(審査はもちろん忖度ナシです!)

コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった
今回の演習が、好天の下盛大に執り行われた
こと、改めて心よりお喜び申し上げます。

水防演習後は、沿岸自治体の首長の
皆様と意見交換会。
そして、昼食後は名取市に足を運び、
令和3年度の「かわまち大賞」を受賞した
「かわまちてらす閖上」を視察させて
いただきました。

国交省が支援する震災復興事業の中でも、
人が集まる拠点整備と河川整備を上手く
組み合わせていることで評価の高い取組で、
実際、当日も大変多くのお客さんで
賑わっていました。
わが鶴岡市の「赤川かわまちづくり」の
今後の参考にもなりそうです!

併せて、近くの名取市震災復興伝承館も訪れ
震災当時の映像や資料を目の当たりにし、
改めて東北の人間として復興への想いを
確かにしました。

日頃の備えの大切さを改めて感じた一日。
いざという時のため、防災意識を
しっかり高めてまいりましょう。

5月は水防月間。5月29日に行われた「北上川下流及び江合川・鳴瀬川水系連合総合水防演習」に、国交政務官として臨席してまいりました。開会式にてご挨拶。参加者各位の凛々しいお顔を前に、気持ちが引き締まりました。
「水防技術競技大会」は東北独自の取り組みで、東北6県代表消防団による競技。青空の下、各消防団による素晴らしい競技を見せていただきました。こちらは、山形県代表として参加されていた遊佐町消防団の皆様です。
遊佐町消防団の皆様、最優秀賞誠におめでとうございます!地域の安全を守る雄姿、素晴らしかったです。
水防工法体験をさせていただきました。川の水が堤防を越える恐れのある際に用いる、積土のう工という工法です。赤川花火大会の準備や清掃で汗をかいた経験を思い出しました。土嚢は作るのも大変ですが、破いて土を戻すのも大変ですよね。演習後に後片付けをしてくださった皆さんも、お疲れ様でした!
土のうを作り、積み上げて土を被せ踏み固めます。大変体力を使うことだと身をもって実感いたしました。いざという時に頑張ってくださる方々へ改めて感謝を申し上げます。
名取市震災復興伝承館。昔と今の名取市情報を発信する他、防災教育の展示なども行っています。ジオラマ上では、津波に流された住宅の一つ一つに「五十嵐さん」「田中さん」と小さな札が立ててあり、流されてしまった命や生活の尊さが改めて想起され胸のつぶれるような思いでした。
かわまちてらす閖上の視察。見晴らし良く気持ちの良い風邪が通り抜ける川の堤防を活かした賑わいスポットです。長屋のように立ち並んだお店には、地元の美味しいものや素敵なものがたくさん。オシャレなデート向きのエリアと、地元の活気ある市場のエリアが上手にゾーニングされていて、子どもの遊び場スペースもすぐそばにあり、誰もが楽しめるとっても素敵な場所でした!