2017年3月8日

キラリと光る農協:JAあまるめ!

JAあまるめさんのご協力の下、
たい肥製造や、もみ殻マット製造などの
農協施設を視察させていただきました。

 

一番の感想は、
これぞ「地域循環型農業」のモデル!

 

脱穀したモミを再利用して作った
エコマットは、お年寄りでもスイスイ
運べる軽い苗床になりますし、
地元の畜産農家で出た糞尿(←臭い!)
でつくった堆肥(←臭くない!)を
地域の7割の農家さんたちが
利用している点も、エコですよね。

 

冬場の雇用を吸収する餅加工施設や、
二重のビニールで油が半分ですむ
エコビニールハウス。
医療費がかかる前に介護予防を、と
遊休スペースを活かして運営する
介護予防施設・・・

 

どの施設も、
「無駄にせずにあるものを極力活かそう」、
という地域の知恵が詰め込まれていて、
音頭をとっているJAあまるめさんの
努力やいかばかりか、と唸らされました。

 

農業によって育てられた地域の風土・文化は
時代に適応しつつも守らねばなりません。
守り続けるためにも、地域で力を合わせて
知恵を絞ろう!
そんなことを教えられたような気がします。

 

JAあまるめの皆さま、
ご協力ありがとうございました!

 

<ご参考>
今回まわった農協施設
・餅加工製造施設
・カントリーエレベーター
・もみ殻マット製造施設
・あぐりん堆肥製造施設
・しそ巻加工所
・介護予防施設「しゃんしゃん」
農協以外の施設
・精米施設((株)結米屋さん)
・花卉栽培ハウス(工藤さん)