2021年4月30日
カーボンリサイクル議連が立ち上がりました。
先日立ち上がった
「カーボンリサイクル技術の国内確立
及び需要拡大のための若手中堅議連」。
2050年カーボンニュートラル
(※2050年までにCO2の排出を全体と
してゼロにすること)を実現するための
選択肢の一つが、カーボンリサイクル。
カタカナばかりですが、簡潔に言うと
カーボンリサイクルとは、CO2を資源と
捉え、回収して再利用すること。
太陽光・風力・地熱…といった
CO2を排出しない再生可能エネルギーで
すべてを置き換えられればベストですが
現実のハードルは非常に高いものがあります。
そこで、発想を変え、化石燃料を使用して
出たCO2を再利用し、大気中に放出される
CO2を削減しよう、という技術です。
(もちろん、再利用のプロセスに使われる
電力等は、再エネ由来のものが中心。)
当議連ではこれまで3回の会議を開き、
カーボンリサイクルの取組に熱心な企業・
団体などから、現状の取り組み状況に
ついてのヒアリングを行ってきました。
私は事務局次長として毎回、進行役を
をさせて頂いており、今後も週1回の
ペースで開催の予定です。
政府の高い目標を実現するためには、
あらゆるアプローチで全力を挙げねば
成しえません。
その一助として大きく期待されるカーボン
リサイクル。その開発を支援すべく、
引き続き課題整理と働きかけを行って
まいります。
