2020年8月28日
有隣会の研修会に参加しました。
一昨日は、私の所属する政策グループ、
「有隣会」の、年に一度の研修会でした。
講師は、著名なお二方。
お二方ともテレビ番組などに
コメンテーターとして出演されており、
ご存知の方も多いと思います。
まずは、経済学博士の
ロバート・アラン・フェルドマン氏。
(モルガン・スタンレーMUFG証券)
今日は「日本経済の現状、見通し」に
ついてお話しいただきました。
特に印象に残ったのは、
東京一極集中の逆転(地方創生)のカギは
物価改革次第、というご見解。
また、コロナ禍の影響はインフレをもたらす
だろうという予見でした。
続いて、経済学者の伊藤元重先生。
(東京大学名誉教授)
講演をいただいたテーマは、
「新型コロナウィルスとマクロ経済」。
コロナ禍が落ち着いたら、経済ははたして
V字回復するのか?との問いかけや、
国がミニ破綻すれば将来世代の負担軽減には
つながる、という(頭をポリポリしながらの)
ドキリとするご発言が印象的でした。
もちろん、どちらの先生も、
もっと多岐に渡る素晴らしいお話を
たくさんしてくださいました。
そして、希望のもてるシナリオについても
言及され、やはり技術革新やDXによる
生産性の向上については、多くの時間を
割いてお話くださいました。
最後は、有隣会の特別顧問である
谷垣禎一先生からのお話。
コロナ禍において、我々国会議員が
地元でお一人お一人に足を運び
声を聴いてまわることができない
今の状態は、これまでの国内民主主義の
歴史では極めて異例なことで、
政治が国民の声をはきちがえないか、と
とても心配しておられました。
身に積まされ、ズシリと響きました。
お元気な姿を拝見し、直接お話を聞くことの
できた貴重な機会に感謝です。
ご見識の高い先生方から得た視点を
しっかり活かし、今後の政治活動に
つなげてまいりたいと思います。
先生方、ありがとうございました。





